この航空運送約款には、旅客が把握しておくべき重要な定めが含まれています。

特に、

  • 条項9.2には、受託手荷物または機内持ち込み手荷物として旅客が預けるか持ち込む重要品または有価物の紛失または損傷が生じた場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項11には、旅客が、チェックイン手続きに関して弊社が明示している要件を満たせなかった結果としてVirgin Australiaにはいかなる法的責任も及ばないことを条件に生じ得る、支払い済み運賃の没収、運送予約の取消しもしくは再割当て、航空運送拒否、相当額のサービス料金の支払い請求について定められています。
  • 条項12には、予定変更や欠航が生じた場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項13には、旅客が第三者航空会社もしくはその他サービス・プロバイダーが運航する乗り継ぎ便に乗り遅れた場合、または2つ以上の単一便による運航区間から成る旅程(乗り継ぎ便の利用を前提として販売されたものではない旅程)を予約済みの場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項14には、弊社がその運航便による旅客の航空運送を拒否できる状況や、その場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項18.3には、旅客が到着空港にて入国を拒否された場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項19には、旅客が弊社の運航便内で罹患、負傷または死亡するか、旅客の手荷物の延着、損傷または紛失が生じるかした場合に弊社が旅客に対し負うべき法的責任の制限について定められています。
  • 条項20には、手荷物の紛失または損傷が生じた場合に旅客が行うべき請求の期限について定められています。
  • 条項22には、弊社が旅客にサービスを提供するために必要な、弊社による旅客個人情報の収集について定められています。またこの条項には、弊社は旅客の個人情報を弊社のプライバシー・ポリシーに従って収集し取り扱う旨も定められています。
 

1. 本運送約款において用いている語句

本約款においては、(文脈と相反しない限り)、

「航空会社コード」とは、各航空会社やその運航便の識別コードとしてIATAが公表している、アルファベット2文字、3文字[181] または数字のコードをいいます。具体例を挙げると、Virgin Australiaの航空会社コードは「VA」です。

「正規代理店」とは、Virgin Australiaから付与された権限に基づき、Virgin Australiaに代わってVirgin Australiaの各種サービスを販売できる、正規認定旅客販売代理店をいいます。

「オーストラリア消費者保護法」とは、Competition and Consumer Act 2010 (Cth) の付属明細書2に定められている法律をいいます。

「オーストラリア国内運送」とは、オーストラリア国内で完結する航空運送であって、国際運送の一部分ではないものをいいます。

「手荷物」には、受託手荷物と機内持ち込み手荷物が含まれます。

「適用手荷物許容量」とは、適用運賃規則に定められており、本約款の第9[182] 条および適用ポリシーに従い管理される、旅客手荷物の許容量をいいます。

「適用手荷物料金」とは、弊社による受託手荷物運送サービスを受ける旅客が支払うべきものとして適用運賃規則に定められている料金をいいます。

「運送予約」とは、Virgin Australia便による運送や、確定旅程表、搭乗券、航空券、手荷物引換証、および/または旅客の運送に係る航空運送契約に関して弊社がお届けする他の書類もしくは他のメッセージに記載の運送に関して旅客またはその代理人が弊社に依頼し、弊社が承る予約をいいます。

「機内持ち込み手荷物」とは、手荷物、身の回り品またはその他類似の物品であって、運送予約に含まれる運送サービスやその他サービスの提供を受ける際に旅客が航空機内に持ち込む物品(受託手荷物ではない物品)をいいます。

「受託手荷物」とは、手荷物、身の回り品またはその他類似の物品であって、運送予約に含まれる運送サービスやその他サービスの提供中に航空機材の貨物室に格納して運送される手荷物として弊社に登録され、弊社が手荷物タグ番号を発行した物品をいいます。

「コードシェア・パートナー」とは、弊社がコードシェア便運航契約を交わしている提携航空会社をいいます。

「コードシェア便」とは、便名には「VA」が付帯しているものの、Virgin Australia Groupの航空機材では運航されない便をいいます。

「本約款」とは、この航空運送約款をいいます。

「適用条約」とは、(本約款に適用される)Convention for the Unification of Certain Rules Relating to International Carriage by Air (1929)(「Warsaw Convention」)、The Hague (1955) により改正されたWarsaw Convention、Additional Protocol No. 1 of Montreal (1975) により改正されたWarsaw Convention、The HagueおよびAdditional Protocol No. 2 of Montreal (1975) により改正されたWarsaw Convention、The HagueおよびAdditional Protocol No. 4 of Montreal (1975) により改正されたWarsaw Convention、Guadalajara Convention (1961) ならびにMontreal Convention (1999)(「Montreal Convention」)をいいます。

「カスタマー・サービス・プラン」とは、米国からご出発の旅客に適用され、随時改正されるものとして弊社ウェブサイトに掲載されている弊社のカスタマー・サービス・プランをいいます。

「確定目的地」とは、旅客の確定旅程表に表示されている目的地をいいます。確定目的地以外の目的地という語は、一般的な到着地を示す語です。

「国内便」とは、Virgin Australia AirlinesかVirgin Australia Regional Airlinesが運航するオーストラリア国内発着便をいいます。

「国内運送」とは、1か国内で完結する運送であって、オーストラリア国内便による運送を含む運送をいいます。

「電子搭乗用片」とは、弊社のデータベース内に保存される電子レコード形態の搭乗用片または他の有価書類をいいます。

「eチケット」とは、電子的に発券される航空券であって、電子搭乗用片を含むものをいいます。

「弊社が制御できない事象」には、荒天もしくは悪天候、ストライキ、警報発令の原因事象またはその他類似の事象であって、弊社が予定とおりに航空運送を実施できる体制に悪影響を及ぼし得る事象が含まれます。

「弊社が制御できる事象」には、航空機材の保守整備、乗務員不足への対応またはその他類似の事象であって、弊社が予定どおりに航空運送を実施できる体制に悪影響を及ぼし得るが相当の対策を講じることで制御することは可能な事象が含まれます。

「適用運賃」とは、運送予約に含まれている予定運送に適用される運賃としてVirgin Australiaが定めている(運送予約に係る支払いの時点現在の)運賃に、適用される他の料金およびサーチャージや、運送予約と関係のある運送を対象に各国政府が賦課する諸税を加えた額をいいます。

「適用運賃規則」とは、運送予約の対象となる運送や各種サービスに適用される追加の諸条件(であって、予約の際に旅客に通知され、弊社ウェブサイトにも掲載されている諸条件)をいいます。

「搭乗用片」とは、航空券の一部分であって、旅客が航空運送サービス利用権を有する特定区間が明示されている、紙の航空券の場合は「指定区間の搭乗に有効」と付記された部分を、またeチケットの場合は電子搭乗用片部分をいいます。

「お客様」とは、適用運賃を払ってVirgin Australia運航便で旅行する方をいいます。

「お客様への補償に関するポリシー」とは、随時改正されるものとして弊社ウェブサイトに掲載されている弊社の補償に関するポリシーをいいます。お客様への補償に関するポリシーは、米国からご出発の旅客を除くすべての旅客に適用されます。

「お客様対応センター」とは、弊社の運送予約やお客様サービスに関する対応を行うコール・センターをいいます。お客様対応センターの電話番号は、弊社ウェブサイトに掲載されています。

「IATA」とは、International Air Transport Associationをいいます。

「国際長距離便」とは、Virgin Australia Internationalが運航する便をいいます。

「国際短距離便」とは、Virgin Australia InternationalかVirgin Australia (SE Asia) が運航または販売する便をいいます。

「国際運送」とは、適用条約に定められている国際航空運送であって、国際運送の一部分であるオーストラリア国内便による運送を含む運送をいいます。

「確定旅程表」とは、弊社か正規代理店が旅客に提供する書類であって、旅客が搭乗するVirgin Australia便の詳細が記載されたものをいいます。

「適用法」とは、旅客がVirgin Australia運航便で旅行する場合に適用される各国の法律をいいます。

「損失等」とは、二次的なもしくは間接的な損失、削減機会喪失、事業機会喪失、収益機会喪失、逸失利益および/または顧客吸引力毀損を含む何らかの損失、費用負担または経費負担をいいます。

「健康状態確認フォーム」とは、健康状態確認指針に定められている確認対象者区分のいずれかに属する旅客に対し弊社がその完成を求めるフォームをいいます。

「健康状態確認指針」とは、Virgin Australia便で旅行するお客様であって、何らかの疾患を抱えているか要医療状態にあるお客様に適用される、弊社ウェブサイトに掲載の指針をいいます。

「紙の航空券」とは、正規航空券用紙に印刷されている航空券であって、搭乗用片を含むものをいいます。

「受託手荷物個数制限」とは、旅客の運賃種別とフリークエント・フライヤー会員種別に応じて決まる、旅客が預けられる受託手荷物の数量上限であって、適用運賃規則や弊社ウェブサイトに記載されている上限をいいます。

「適用ポリシー」とは、手荷物、危険物、健康状態確認指針、カスタマー・サービス・プラン、お客様への補償に関するポリシーに関するVirgin Australiaの各種ポリシーや、特別なお手伝いが必要なお客様の航空運送に関するポリシーをいいます。適用ポリシーは、弊社ウェブサイトに掲載されています。

「適用プライバシー・ポリシー」とは、随時改正されるものとして弊社ウェブサイトに掲載されているVirgin Australiaのプライバシー・ポリシーをいいます。

「SDR」とは、International Monetary FundのSpecial Drawing Rightをいいます。

「公式運賃表」とは、任意の航空会社の公式運賃、各種料金および/または関連航空運送約款が記載されている一覧表であって、カナダまたはアメリカ合衆国の政府に提出されるものをいいます。

「駐機場待機に伴う遅延への対応計画」とは、適用法が計画の作成を求めている場合に航空会社が作成すべき、運航の遅れを管理するための緊急時対応計画を言います。

「航空券」とは、Virgin Australia Internationalが運航または販売する便による運送サービスの利用権を旅客に正式に付与するための書類であって、eチケットか紙の航空券のいずれかをいいます。

「航空券購入期限」とは、旅客による運送予約適用運賃の支払い期限としてVirgin Australiaが定めている期限をいいます。

「弊社、弊航空会社、Virgin Australia」とは、Virgin Australia Airlines Pty Ltd(「Virgin Australia Airlines」)、Virgin Australia Airlines (SE Asia) Pty Ltd(「Virgin Australia (SE Asia)」)、Virgin Australia International Airlines Pty Ltd(「Virgin Australia International」)もしくはVirgin Australia Regional Airlines Pty Ltd(「Virgin Australia Regional Airlines」)、または運送予約を承る他の航空運送事業者であって、運送予約の対象となる運送サービスやその他サービスを旅客に提供するすべての航空運送事業者や、当該事業者の代理人、使用人、代表者、請負人、子会社または関連法人をいいます。本約款に定められている個々の航空運送事業者の区別が必要な場合、本約款では、該当事業者の名称を記載する形で区別します。

「弊社ウェブサイト」とは、www.virginaustralia.comをいいます。

「受託手荷物重量制限」とは、運送予約実行時に旅客が支払う運賃の種別に応じて決まる、旅客が預けられる受託手荷物の重量上限をいいます。この重量上限や、そのメリットを享受するために満たすべき諸条件は、適用運賃規則や弊社ウェブサイトに記載されています。

「旅客」とは、弊社から運送サービスやその他サービスを受ける方として運送予約に明示されている旅客と、旅客に同行する、個別運送予約の対象ではない乳幼児をいいます。

2. 適用法の優先を原則とする本約款の適用

2.1 弊社と旅客の間での運送予約や航空運送契約には、本約款や適用条約または適用法が適用されます。本約款は、適用条約または適用法の定めと相反しない場合に限り適用され、相反する場合、相反部分には当該条約または法律の定めが適用されます。

2.2 本約款のいずれかの定めが、無効、違法または強制不能なものとなった場合、本約款は、無効、違法または強制不能なものとならない範囲内で(そうならないよう解釈を狭めて)適用されます。

2.3 本約款は、弊社の従業員、代理人および代表者や、旅客を航空運送するために弊社が活用するすべての航空運送事業者、また当該事業者の従業員、代理人および代表者に適用されます。

2.4 旅客は、オーストラリア消費者保護法に基づき一定の権利を行使できます。この権利には、弊社が旅客に提供するサービスについて、弊社が相当の注意を払い持てる技能を駆使してサービスを提供することの保証、旅客固有の目的に適合するサービスとすることの保証、また相当の期間内にサービス提供することの保証を消費者として求める権利が含まれています。この消費者が請求できる保証、または本航空運送約款もしくは適用運賃規則の内容に沿って弊社が旅客にサービスを提供しなかった場合、旅客には、弊社の適用ポリシーや、オーストラリア消費者保護法を含む適用法に従い弊社に対し救済を求める権利が付与されます。

2.5 弊社の適用ポリシーには、運航の乱れまたは欠航が生じた場合に旅客に対して弊社が行う支援や補償について定められています。旅客には、オーストラリア消費者保護法にまたは他の適用法に基づき追加で行使できる補償請求権もあります。

2.6 本約款は、上記の消費者が請求できる保証、または適用法(オーストラリア消費者保護法[183] やCivil Aviation (Carriers' Liability) Act 1959 (Cth) を含みます)に基づき旅客が行使し得る他の制定法に基づく権利を排除または制限するものではありません。

2.7 旅客は、施行中の航空運送に関するあらゆる適用法、規制、命令およびお知らせや、弊社が提示するあらゆる条件および指示に従わなければなりません。

3. 本約款の適用

3.1 本約款は、弊社が運航または販売し旅客が利用する便(航空会社コードが「VA」の便)による運送に対し、旅客の旅行に適用可能な範囲内で適用されます。

3.2 弊社が手配する非航空運送または他のサービス(バス運送またはホテル宿泊の手配など)には、本約款は適用されません。これらのサービスについては、弊社が旅客の代理人として手配するものであり、旅客の契約相手は、該当する運送またはサービスの提供元であるためです。

3.3 変更や権利放棄。従業員、請負人、正規代理店または第三者に本約款を変更する権限はありませんが、正式な手続きを経て権限を得ている弊社の従業員や請負人は、状況により、適用運賃規則または支払うべき額に関する権利を放棄できます。ある状況で何らかの権利を放棄したとしても、その権利を行使できる別の状況でもその権利を放棄すると表明したことにはなりません。

3.4 譲渡の可否。適用運賃規則に基づき譲渡できる場合でない限り、旅客は、運送予約、または航空運送契約に基づき得られる利益を譲渡できません。弊社は、任意の方が、弊社の基準を満たしており、運送予約の際に提示された氏名と同一の氏名が記載されている有効な身分証明書(旅券、有効な運転免許証など)を、チェックイン手続きの際に提示できなかったか、弊社空港係員からの求めに応じて提示できなかった場合、その方の航空運送を拒む権利を留保しています。座席を必要としない乳幼児についても、弊社の基準を満たしている年齢(2歳未満であること)確認書類をご提示いただけない場合は、航空運送をお断りするか、有償座席の確保をお願いすることがあります。

3.5 有効性や払い戻し

(a)運送予約は、弊社が承った運送サービスやその他サービスの提供にのみ有効です。本約款の条項7.2(d)、12.5および12.6、弊社の適用ポリシー、また適用法が認めている場合はオーストラリア消費者保護法に基づき旅客が行使できる権利に基づき、運送予約に関して弊社が払い受けた代金は、適用運賃規則に別段の定めがない限り払い戻されません。

(b)旅客は、適用運賃規則に従い、運送予約の詳細を変更できます。旅客が、運送予約に明示されている予定サービスを利用して旅行しなかった場合、当該運送予約は、適用運賃規則やその他適用法に基づき失効し、無価値のものとなります。またこの場合、該当サービスの代わりに他のサービスを受けることもできません。

4. マーケティングおよびキャンペーン告知用コンテンツ

旅客は、マーケティングおよびキャンペーン告知用コンテンツを含む電子メッセージやマーケティング情報の配信を弊社から受けることと、適用法に基づき、弊社には、旅客に送る電子メッセージに、Spam Act 2003 (Cth) に定められている「配信停止」オプションを盛り込む必要がないことに同意しなければなりません。

Virgin Australiaは、弊社便に関する特別な情報やキャンペーン、弊社の新たなまたは既存の商品またはサービス、また弊社と関係のある他社やパートナーに関するこれらの情報について旅客にお知らせすることを目的として、旅客の搭乗前後に、テキスト・メッセージ、電子メール、デジタル・サービス通知(モバイル端末やiPadといった旅客の端末にインストールされている弊社アプリを介した通知など)、電話または郵便で旅客に連絡することがあります。これらのお知らせは、V-Mailセールス・アラートにご登録でない旅客にもお届けします。弊社のマーケティング慣行については、マーケティング情報配信に関する設定の管理方法を含め、弊社のプライバシー・ポリシーにてご確認ください。

欧州諸国にお住まいの旅客には、この条項4に定められている同意に関する定めは適用されません。

5. コードシェア便

5.1 弊社は、運送サービスがコードシェア便によるものとなる場合、その旨を(弊社ウェブサイトか旅客の確定旅程表に「Etihad Airwaysによる運航」と明示する方法などで)旅客にお伝えします。

5.2 本約款はコードシェア便による運送にも適用されます。各コードシェア便を運航する航空運送事業者は、弊社が本約款に基づき行使できる権利を直接行使できない場合、弊社の代理人として当該権利を行使します。

5.3 コードシェア便は、さまざまな航空運送事業者がさまざまな種類の航空機材(単通路型ナロー・ボディ機材など)で運航します。このため、コードシェア便においては、弊社が自前の機材で運航する場合に利用可能なサービスや設備(座席クラス、機内エンターテインメント、特別なお手伝いが必要な旅客向けのサービスなど)のすべてをご利用いただけない場合があります。加えてコードシェア便では、手荷物に関しても、異なるまたは追加の規則が適用される場合があります。詳しくは、運航会社である航空運送事業者のウェブサイト、弊社ウェブサイトまたは弊社のお客様対応センターにてご確認ください。

5.4 米国発着のコードシェア便を運航する航空運送事業者は、必要に応じて、独自の駐機場待機に伴う遅延への対応計画を適用します。

6. 複数の航空会社にまたがる運送/他の航空運送事業者

6.1 状況によっては、弊社が販売したサービスを利用して旅行する場合であっても、運航機材は、他の航空運送事業者が自社の航空会社コードと便名で運航する機材となる場合があります。弊社は、別の航空運送事業者が自社の航空会社コードと便名で運航する機材による航空運送の確定旅程表または航空券を発行または発券する場合、その事業者に代わって発行または発券のみ行う立場となるため、当該運送には当該事業者の航空運送約款が適用されます。運航会社の航空運送約款の内容によっては、当該会社の法的責任が大幅に制限または免除されることもありますので、必ず、運航会社である航空運送事業者のウェブサイトにてその詳細をご確認ください。

7. 運送予約、座席割当て、航空券

7.1 総則

(a)運送予約は、Virgin Australia,に対して直接行うことができるほか、弊社ウェブサイト、お客様対応センターまたは正規代理店を介して行うこともできます。

(b)正規代理店を介して運送予約を行う場合、予約変更の依頼先も正規代理店となります。

(c)運送予約は、弊社が記録および承諾した時点で確定します。

(d)オープン航空券は、運送予約に該当しません。

(e)旅行保険:旅行は、本質的には不確定要素のある行動です。弊社では、旅客や乗務員の安全を第一に考えているため、自然災害、悪天候、技術的要因、その他類似の要因に代表される危険要因がある場合、弊社は、旅客搭乗便の運航を遅らせたり、取り止めたりしなければならないことがあります。このため、重要な目的があって旅行する場合には、旅行計画に細心の注意を払い、ご予約の際には、運航の混乱に対応できるよう時間に十分なゆとりを持たせてください。旅行中には、旅客の安全衛生を脅かす事態や、旅客に法的責任が及び得る事態も数多く生じ得ます。また弊社が旅客に対し負うべき法的責任は、適用法に従い、本約款に定められているように制限されます。このため弊社では、何らかの理由で旅行予定日に旅行できなくなったことにより生じ得る損失を補填しなければならないといった状況を含む状況で補償を受けられるような旅行保険への加入を旅客の皆様におすすめしております。

(f)諸税や課徴金。旅客には、行政機関、他の当局、空港運営事業者から賦課される、旅行日の時点で納付すべき諸税や課徴金を納付する責任があります。

(g)旅客の確定旅程表、航空券、適用運賃規則または適用される公式運賃表に別段の定めがない限り、旅客の航空券の有効性については、次の規則に準じて判断されます。

i. 航空券は旅行開始日から1年間有効で、未使用の航空券は、その発券日から1年間有効です。

ii. 弊社は、弊社が制御できない事象により旅客の旅行に混乱が生じた場合、その単独の裁量により、該当旅客の航空券の有効期間を延長できます。

7.2 適用運賃規則

(a)旅客の航空券、搭乗用片/電子搭乗用片または確定旅程表の内容変更は、弊社か正規代理店が適用運賃規則(詳しくは後段の条項(d)を参照)に従って行わねばなりません。

(b)適用運賃。適用運賃は、弊社がその単独の裁量で定めるもので、その対象に含まれるものと含まれないものは、適用運賃規則に詳しく定められている内容に沿って決定されます。原則として、適用運賃の対象には、旅客の運送予約に明示されている出発地から目的地まで、旅客と、適用手荷物許容量以下の手荷物を運送するサービスの対価が含まれます。旅客による、空港と自宅等の往復、空港間移動、その他の場所の間での移動にかかる費用は、適用運賃の対象に含まれません。

(c)適用運賃の種別弊社は、旅客がその運送予約に係る支払いを行う際に、正確な適用運賃を計算します。弊社は、旅客がその運送予約に係る支払いを行う前であれば(税率やサーチャージの変更などを理由に)適用運賃を変更できる権利を留保しています。

(d)適用運賃規則。弊社はさまざまな適用運賃規則を設けており、各適用運賃の価格や柔軟性は、適用される規則に応じて変動します。適用運賃規則は、弊社ウェブサイトに掲載されており、運送予約の際にも旅客に提示されます。適用運賃規則には、適用運賃の柔軟性に関する情報が含まれており、適用運賃にどの程度の制約があるか、適用運賃は変更できるものかどうか、また適用運賃は、旅客がオーストラリア消費者保護法に基づき払い戻しを請求できる以外の状況でも払い戻されるものかどうかについて定められています。旅客は、その運送予約に係る支払いを行う前に、適用運賃規則、満たすべき要件、加入保険の補償範囲に細心の注意を払う必要があります。

7.3 運送予約や座席割当て

(a)運送予約が成立した場合、旅客は、航空券購入期限までに、当該運送予約に係る適用運賃を支払う必要もあります。旅客が航空券購入期限までに運送予約に係る支払いを済ませなかった場合、Virgin Australiaは該当する運送予約を取り消すことができます。旅客が航空券購入期限までに運送予約に係る支払いを済ませた場合、Virgin Australiaか正規代理店は、対応する航空券を旅客に対し発券します。

(b)旅客が運送予約の対象サービスを利用しなかった場合、弊社は、当該運送予約に適用される適用運賃規則に応じて、当該運送予約に関する相当額のサービス料の支払いを旅客に請求できるほか、以降のまたは復路の旅程に係る運送予約を取り消すこともできます。

(c)Virgin Australiaの適用運賃種別や座席クラスの中には、お好みの座席および/または機内の場所を請求できるものもあります。また旅客は、任意の代理店またはお客様対応センターを介した予約手続きの途中で、特定の座席および/または機内の場所を請求することもできます。弊社は、旅客の座席希望に応じられるよう努めますが、旅客がお好みの座席の登録を済ませているか、特定座席を指定するための料金を支払い済みである場合であっても、その割当てを保証することはできません。弊社は、旅客の搭乗後であっても、保安または運航上の理由を含む、変更が必要な理由がある場合には、旅客の座席を随時に変更できます。標準座席を指定するための料金を支払い済みの方は、座席選択条件にて詳細をご確認いただけます。

7.4 航空券、適用運賃および公式運賃表

(a)航空券の発券。旅客が運送予約を有しており、航空券購入期限までにそれに係る支払いを済ませた場合、弊社か正規代理店は、対応する航空券を旅客に対し発券します。航空券は、別の航空会社も発券できますが、その航空券は、旅客がVirgin Australiaのサービスの利用権を有する証である搭乗用片または電子搭乗用片の付帯するものでなければなりません。航空券は、eチケットか紙の航空券のいずれかとなります。

(b)航空券の重要性。別の航空会社から紙の航空券の発券を受ける場合、その航空券については保護策を講じてください。その航空券は、旅客による取得後も、発券航空会社の所有物となるためです。

(c)航空券に関する規則。航空券は譲渡できないため、第三者への販売または譲渡はお止めください。弊社は、譲渡または販売された航空券の使用や、発券を受けた方以外の方による航空券の使用を認めていません。紙の航空券の発券を受けた場合、その航空券が破損したり、弊社または正規代理店以外の者がその航空券を改変したりすると、旅客は航空運送サービス利用権を喪失します。eチケットの発券を受けた場合、旅客は、弊社の基準を満たす有効な身分証明書を提示できない場合や、そのeチケットが、正式な手続きを経て発見された旅客の氏名と同一名義のeチケットでない場合、該当便による航空運送サービスの利用権を喪失します。

(d)航空券に含まれる用片の使用順。旅客の航空券に含まれる搭乗用片または電子搭乗用片は、航空券に表示されている順番に使用しなければならず、旅客は、最初の用片に係る旅程から旅行を開始しなければなりません。これを怠ると、旅客の航空券は無効となる恐れがあり、その場合弊社は、旅客の航空運送を拒み航空券の効力を取り消す権利を留保しています。

(e)運送予約の詳細。旅客の航空券や旅程表には、弊社を介したご予約の詳細が含まれています。この詳細には、ご予約情報へのアクセスやご予約の変更に使用できる予約コード/航空券番号が含まれています。ヴェロシティ・フリークエント・フライヤー会員の方は、ヴェロシティPINを入力することで、ご自身の利用便予約情報にアクセスできます。旅客には、ご自身の予約コード/航空券番号やヴェロシティPINを安全に保管し、第三者に開示しない責任があります。弊社は、旅客がご自身の予約の詳細またはヴェロシティPINを開示したことにより旅客が被り得る損失について、いかなる法的責任も負いません。

7.5 米国発着便のご予約に適用される24時間要件

旅客は、米国発着旅行に出掛ける予定で、ご希望便出発予定時刻の7日以上前に任意の運賃で予約した場合、ご予約から24時間以内であれば、違約金なくご予約を取り消したり、支払いを行うことなく該当運賃での予約をキープしたりできます。この取消しまたはキープをご希望の方は、お客様対応センターにお電話(電話番号:136 789(米国外から)または1855 253 8021(米国内から))にてご依頼ください。

8. ご搭乗の前に

8.1 旅客の健康状態

(a)旅客は、自らの身に安全衛生上の問題が及ばないよう注意し、ご自身や第三者の安全衛生に影響を及ぼす問題が生じている場合には、ご予約の際にその旨を弊社に伝えなければなりません。旅客は、主治医の診察を受け、その結果を、予約窓口である正規代理店か弊社のお客様対応センターに知らせなければなりません。

(b)過度に長時間の着席がもたらし得る危険。過度に長時間の着席は、人により、深部静脈血栓症(DVT)として知られる下肢部内での血栓形成を引き起こす危険要因となり得ます。このため旅客は、主治医に相談して、自身にDVT発症の危険があるかどうか確認し、危険がある場合には、どのような予防策を講じるべきか尋ねておかなければなりません。

(c)健康状態確認。旅客が、弊社の健康状態確認指針に定められている要医療状態にある場合、弊社は、適格医師の署名がある健康状態確認フォームの提出を旅客に要求できます。旅客が弊社の基準を満たす健康状態確認フォームを提出できない場合、弊社は、その運航便による旅客の航空運送を拒否できます。弊社の健康状態確認指針や健康状態確認フォームは、弊社ウェブサイトに掲載されています。弊社は、旅客への予告なく随時に健康状態確認指針を修正できます。

(d)旅客の健康状態情報のプライバシー確保。弊社は、この条項8.1か条項10.1(特別なお手伝い)に従い旅客から提供された健康状態情報を、弊社のプライバシー・ポリシーに従って取り扱います。

8.2 旅券、ビザおよび許認可 – 国際運送

(a)旅客には、選択した目的地にて従うべきあらゆる適用法、規制および命令に従う責任があります。旅客は、旅券発行機関である政府機関に相談し、次の対応を行ってください。

i. お手持ちの旅券が有効なものかご確認ください。お手持ちの旅券が、12か月以内に有効期限の到来するものである場合は、選択した目的地への旅行やその期間に照らして十分なものかどうかご確認ください。

ii. 旅券発行機関である政府機関と、選択した目的地の領事館に問い合わせ、ビザ、他の旅行用書類、またはワクチン接種記録といった他の情報の要否をご確認ください。

iii. 選択した目的地にて遭遇し得る、ご自身の安全衛生が脅かされるような危険についてあやかじめご確認ください。

(b)上記条項8.2(a)の定めは、おすすめの対応として掲げているものに過ぎません。ご自身の旅行に必要なあらゆる許認可や書類を揃える責任は旅客にあります。弊社は、旅客がこの責任を果たせるよう支援することができますが、その支援を根拠に、旅客がこの責任を免れることはできません。

(c)旅客は、関連政府機関のウェブサイトを確認し、選択した目的地にて遭遇し得る、ご自身の安全衛生が脅かされるような危険についてあらかじめ確認しておく必要があります。この確認は、Australian Department of Foreign Affairs and Trade、US Bureau of Consular Affairs、UK Home and Foreign OfficesまたはNew Zealand Ministry of Foreign Affairs and Tradeに代表される政府機関のウェブサイトにて行えます。

9. 手荷物

9.1 機内持ち込み手荷物

(a)旅客には、弊社要件と本約款の定めに従う限り、許容量以下の手荷物を機内に持ち込む権利があります。最新の機内持ち込み手荷物許容量は、弊社ウェブサイトに掲載されており、変更されることもあります。機内持ち込み手荷物の量が、弊社ウェブサイトに掲載されている許容量を超えている場合、弊社は、該当航空機材の貨物室に格納する手荷物として当該手荷物を預け直すよう旅客に指示できます。この場合弊社は、該当手荷物を受託手荷物として取り扱い、該当する適用手荷物料金を請求できます。航空機材の座席を占有しない乳幼児には、機内持ち込み手荷物許容量は適用されません。

(b)松葉杖または他の人工器官については、旅行中に使う必要があるものであるという合理的な根拠を提示できる場合、旅客は機内にこれらを持ち込めます。

(c)特別な携行品。弊社は、旅客が事前に必要な手配を済ませた場合、通常であれば機内持ち込み手荷物として適さない大型の品(楽器など)の持込みも認めています。Virgin Australiaは、これらの品が機内持ち込み手荷物として持ち込まれる場合、相当の追加料金を請求できる権利を留保しています。

9.2受託手荷物

(a)国内便および国際便。旅客は、支払った適用運賃に応じて変動する適用受託手荷物許容量の手荷物を預けることができます。エコノミー・ライト運賃では、受託手荷物が有償です。適用運賃が、規定量までは受託手荷物料金が不要な運賃の場合、旅客は、所定の受託手荷物重量/個数制限を超えない範囲内で手荷物を無償で預けることができます。旅客の適用手荷物許容量は、適用運賃や適用運賃規則に応じて変動します。最新の受託手荷物許容量は、弊社ウェブサイトに掲載されており、変更されることもあります。

(b)超過手荷物およびサイズ超過手荷物。弊社は、航空運送前に、旅客から該当する超過手荷物料金(予告なく随時変更される、弊社ウェブサイトに掲載の料金)の支払いを受けた場合、単独の裁量により、所定の受託手荷物重量/個数制限を超える量/個数の手荷物をお預かりします。加えて、所定のサイズおよび重量の上限を超えている手荷物は、貨物として送る必要があります。詳しくは、弊社ウェブサイトをご覧いただくか、お客様対応センターにお尋ねください。

(c)弊社は、受託手荷物を含む旅客の手荷物を、旅客の搭乗便と同じ便で航空運送できるようあらゆる相当の努力を尽くしますが、状況によっては、使用する航空機材による運航上の制約(一般的には、強い向かい風や異常な高温により生じる、航空機材の重量に関する制約など)により、旅客の搭乗便と同じ便では手荷物を運べない場合もあります。この場合、弊社は、次便以降の、該当手荷物を航空運送できる便で旅客の手荷物を航空運送します。

(d)乳母車/ベビーカー、哺乳瓶、小型ベッドおよびチャイルドシートを含む乳幼児用機器は、弊社ウェブサイトに掲載されている弊社の適用ポリシーに従って航空運送され、運航中は、該当航空機材の貨物室に格納されます。

(e)移動補助具の航空運送:

i. 米国発着便のみ。壊れやすい手動車椅子や他の補助具(杖、松葉杖、歩行器など)については、優先的に、航空機材内にて格納場所を確保します。車椅子や他の補助具については、機内に持ち込む場合でも、機内持ち込み手荷物としてカウントされません。移動補助具や車椅子のうち、機内にて優先的に格納場所を確保できないものについては、運航中は航空機材内の貨物室に格納される受託手荷物として無償でお預かりします。

ii. その他すべての便。弊社ウェブサイトに掲載されている寸法および重量に関する制約に従い、移動補助具や車椅子のうち、旅行中に使う必要があるものであるという合理的な根拠を旅客が提示できるものについては、運航中は受託手荷物として無償でお預かりします。

(f)圧縮ガス(冷媒、ブタンに代表されるガス、ダイビング用呼吸ボンベ/潜水用呼吸装置に含まれるガス、液体窒素、酸素など)、感染性物質(生ウイルス、細菌培養組織、細菌菌株など)、腐食性物質(酸性物質、アルカリ性物質、水銀、湿電池など)、可燃性の液体や固体(各種燃料、マッチ(安全マッチは除きます)、塗料、シンナーなど)、弊社ウェブサイトに掲載されている弊社の適用ポリシーに従い預けることができるものは除く爆発物(火器、弾薬、花火、火炎放射器など)、放射性物質や磁化材料、酸化物質(漂白剤、過酸化物)、毒物(除草剤、殺虫剤など)、動物の死体、生きている動物(条項9.4に基づき預けることができる動物は除きます)、弊社ウェブサイトに掲載されている弊社の適用ポリシーに従い預けることができるものは除く各種武器(ナイフ、カッターナイフ、空港の保安検査場で没収される品など)、または発着国もしくは上空通過国の適用法、規制もしくは命令に基づきその航空運送が禁じられている品を含む危険物または危険をもたらし得る物品を受託手荷物として航空機材内の貨物室に預けることはできません。弊社には、上記の物品を(旅客に対しいかなる法的責任も負うことなく)破棄、放置、拘留または留保する権限と、適切だと判断した範囲内で関連する何らかの法的手続きまたは問い合わせの際にそれらの物品を証拠品として提出する権限があります。

(g)受託手荷物内に、現金、譲渡可能証券に代表される現金同等物、宝石に代表される貴重品、旅券に代表される身分証明書、重要な原本、または他の有価物を含めることは絶対にお止めください。適用法(オーストラリア消費者保護法を含みます)や適用条約に従い、弊社は、上記物品が、受託手荷物として預けられたものであるか機内持ち込み手荷物として持ち込まれたものかどうかにかかわらず、当該物品に係る損失等または損害に対するいかなる責任も放棄します。

(h)受託手荷物引換証。旅客には、手荷物チェックイン手続きの際に受託手荷物引換証をお渡しします。この引換証は、到着空港で受託手荷物を引き取る際や、受託手荷物の紛失または損傷が生じた際の補償請求に必要なため、大切にお持ちください。

(i)手荷物の識別。受託手荷物には、いずれも、旅客の氏名と住所を明示するか、その荷物が旅客のものであると弊社が確認できる一意の識別情報を付す必要があります。

(j)スポーツ用品。弊社は、さまざまな方法で、スポーツ用品を他の受託手荷物と区別しています。スポーツ用品の航空運送に関する弊社の適用ポリシーについては、弊社ウェブサイトに掲載されているほか、弊社のお客様対応センターにて詳細をご確認いただくこともできます。

9.3 あらゆる運送

(a)航空運送拒否権。弊社は、以下に該当する場合、旅客の手荷物の航空運送を拒否できます(また、旅客によるチェックイン手続き後に問題が見つかった場合は、その航空運送の継続を拒否できます)。

i. 該当手荷物が、本約款または適用ポリシーに定められている要件を満たしていない場合。

ii. 該当手荷物が、適切な資材を用いて安全に梱包されていない場合。

iii. 該当手荷物が、他のお客様に不快なまたは不便な状況をもたらす場合(強烈な悪臭を発するものである場合など)。

iv. 保安または運航上の理由で拒否が必要な場合。

((b)手荷物検査権。弊社は、適用法が求めている手荷物検査に加えて、適用ポリシーに定められている要件を満たすために必要な場合や、手荷物の所有者または中身の確認に必要な場合を含む、手荷物の航空運送に適用される要件を満たすのに必要な場合に代表される任意の時点で、旅客の手荷物を検査できる権利を留保しています。弊社は、旅客がこの手荷物検査を拒否する場合、その旅客やその手荷物の航空運送を拒否できます。旅客の受託手荷物は、旅客不在の場所で検査される場合もあります。

(c)旅客は、降機の際にすべての機内持ち込み手荷物を忘れずに持って降機し、受取可能な受託手荷物を可及的速やかに受け取らなければなりません。弊社は、旅客が航空機材内に忘れた手荷物や、受け取らなかった受託手荷物があり、該当便の目的地到着日から30日以内に旅客がその受取りを請求しなかった場合、その手荷物を(旅客に対しいかなる法的責任も負うことなく)処分します。旅客が、降機の際にすべての機内持ち込み手荷物を忘れずに持って降機しなかった場合、それに伴い旅客が被った損失等については、適用法の定めに基づき、弊社はいかなる法的責任も負いません。

(d)旅客がその手荷物内に次のものを含めることは禁じられています。

i. International Civil Aviation Organisation (ICAO) Technical Instructions for the Safe Transport of Dangerous Goods by Air、IATA Dangerous Goods Regulationsおよび弊社の規則に定められているものを含む、航空機材そのものや、機材内の人または物に危険をもたらし得る物品。詳しくは、弊社のお客様対応センターにお尋ねください。

ii. 適用法が禁じている物品。

iii. 弊社が合理的根拠に基づく裁量により持参を拒否できる物品。

iv. 弊社が本約款に禁止品として掲げている物品。

9.4 動物

(a)オーストラリア国内運送:弊社は、旅行日の相当程度前までに旅客から手配の依頼を受けた場合、空きがあること、弊社(かその貨物運送会社)が課す特別な条件が満たされること、該当料金が支払われることを条件として、(弊社の貨物運送会社の代理人としての)単独の裁量に基づき、旅客1名につき2匹までの動物を貨物として運送する取扱いを受託します。該当する動物は、いずれも、動物の運送に適したケージに格納された状態でなければなりません。弊社が、その貨物運送会社に代わって運送を受託する動物は、受託手荷物の一部分としてみなされず、適用法が認めている範囲内で、弊社は、当該動物に関して条項19.1に基づき果たすべき法的責任を免れます。動物の航空運送には、弊社ウェブサイトに掲載されている適用ポリシーとその取扱いに関する各種要件が適用されます。

(b)あらゆる運送:旅客の視覚または聴覚に支障がある場合、その旅客に同行する補助犬は、弊社ウェブサイトに掲載されているポリシーを含む弊社が定めている条件に従い、機内持ち込み手荷物許容量以下の手荷物に加えて無償で航空運送を承ります。国際運送サービスを利用する旅客は、同行するすべての犬について、健康状態やワクチン接種状況の証明書、入国許可証、また発着国または上空通過国の適用法、規制または命令が求めている他のあらゆる書類を携行しなければなりません。法令が認めている範囲内で、弊社は、補助犬の負傷、行方不明、罹患、障害もしくは死亡に対する法的責任、または補助犬が任意の国、州/都道府県もしくは準州/領土に立ち入るかそれらを通過することを拒否された場合に生じる法的責任を免れます。

10. 特別なお手伝いまたは特別食をご希望のお客様

10.1 特別なお手伝い

(疾患、能力不足、移動制約、同伴者のいない未成年のお客様としての旅行などを理由に)弊社が適用法に基づき提供すべきお手伝いを超える特別なお手伝いを旅客が希望している場合、弊社は、次の場合に限り該当する旅客を航空運送します。

(a)旅客が、特別なお手伝いに必要なあらゆる情報を運送予約の際に弊社に提供した場合。

(b)旅客が、弊社から求められたあらゆる合理的な要求(弊社の適用ポリシーの遵守要求を含みます)に従う場合。

(c)弊社(や関連コードシェア便の運航会社)が特別なお手伝いの提供に同意できる場合。

10.2 特別食 – 国際長距離便のみ

運送予約の際に旅客が特別食を希望した場合、弊社は、該当便において当該特別食を提供できるよう努めますが、何らかの理由でご希望の特別食を提供できない場合でも、弊社は、それに伴う損失等、経費負担または他の損害についていかなる法的責任も負いません。

11. チェックイン手続き

11.1 国内便および国際短距離便

(a)旅客は、国際運送(国際便の国内運送区間を含みます)に係るチェックイン手続きを、確定旅程表に別段の定めがなければ遅くともご予約便出発予定時刻の90分前までに、また確定旅程表に別段の定めがある場合はそれに沿って済ませなければならず、国内運送に係るチェックイン手続きについては遅くともご予約便出発予定時刻の30分前までに済ませなければなりません。

(b)旅客は、出発空港にある弊社のチェックイン手続き窓口にて、ご予約便に搭乗するためのチェックイン手続きを済ませなければなりません。ご予約便に搭乗するためのチェックイン手続きに係る時刻は、旅客の確定旅程表に記載されているほか、正規代理店からも旅客にお知らせしますが、ご予約便の出発予定時刻は変更される場合があり、チェックイン手続きの締切り時刻も空港により異なるため、お手持ちの航空券に表示されているご予約便のチェックイン手続き締切り時刻については、いずれも旅客自身でご確認ください。

(c)オーストラリア国内の目的地に旅行する場合、旅客は、www.virginaustralia.comにてオンラインでチェックイン手続きを済ませることができますが、空港には、遅くともご予約便出発予定時刻の30分前までに到着しなければなりません。旅客の運送予約に適用される適用運賃規則に従い、旅客が所定の時刻までに空港に到着しなかった/チェックイン手続きを済ませなかった場合、旅客が支払い済みの運賃や適用手荷物料金は弊社に没収される恐れがあり、その場合弊社は、該当する運送予約を取り消すか再割当てすることができます。

11.2 国際長距離便

(a)旅客は、出発空港にある弊社のチェックイン手続き窓口にて、ご予約便に搭乗するためのチェックイン手続きを済ませなければなりません。ご予約便に搭乗するためのチェックイン手続きに係る時刻は、旅客の確定旅程表に記載されているほか、正規代理店からも旅客にお知らせしますが、ご予約便の出発予定時刻は変更される場合があり、チェックイン手続きの締切り時刻も空港により異なるため、お手持ちの航空券に表示されているご予約便のチェックイン手続き締切り時刻については、いずれも旅客自身でご確認ください。

(b)旅客は、チェックイン手続きの締切り時刻よりも前にチェックイン手続きを済ませるのに十分な時間的余裕をもって空港に到着しなければならず、有効な旅券、紙の航空券(eチケットの発券を受けている場合は確定旅程表)、確定目的地への旅行や途中降機(ストップオーバー)に必要なあらゆる書類を携行しなければなりません。

11.3 あらゆる運送

(a)旅客は、ご予約便での旅行を認める条件として弊社が求めているあらゆる書類を携行しなければなりません。この書類には、旅券(国際便で旅行する場合)または弊社の基準を満たしている他の有効な身分証明書や、確定目的地への旅行や途中降機(ストップオーバー)に必要なあらゆる書類が含まれます。これらの書類は、いずれも、空港にて弊社係員から求められた際に提示しなければなりません。

(b)旅客は、チェックイン手続きの際に弊社から手渡される書類等(搭乗券や手荷物引換証など)を、弊社のサービスを利用した旅行を終えるまで所持しておく必要があり、保安および手続きに必要な場合や適用法の求めに応じて必要な場合に弊社が行うそれらの書類等のコピーに協力しなければなりません。

(c)搭乗口への到着。旅客は、チェックイン手続きの際に指定された時刻であって、空港の運航便情報ディスプレイに表示されている所定の時刻までに出発に必要なあらゆる手続き(出国手続きを含みます)を済ませて搭乗口に到着しなければなりません。

(d)旅客が、本約款に定められているチェックイン手続きに遅れるか、これに従わなかった場合、弊社は、該当旅客の運送予約に適用される適用運賃規則に従い、該当旅客の運送予約を取り消す権利、該当旅客の運送を拒否する権利、相当額のサービス料を該当旅客に請求する権利を留保しています。

12. 予定の変更や混乱

12.1 弊社は、運送予約の対象である形態の運送やサービスを旅客に提供できるよう相当の努力を尽くしますが、弊社が制御できない状況においては、予告なく、当該運送やサービスを他の形態の運送またはサービスで代替する場合があります。その場合、本約款は、当該代替の運送またはサービスにも適用され、条項2.4に定められている、オーストラリア消費者保護法や他の適用法に基づく旅客の権利は保証されることを条件として、弊社は、当該代替の結果として旅客が被る恐れのある損失等に対する法的責任を免れます。弊社は、搭載機器、機内配置および提供可能サービスの異なるさまざまな種類の航空機材で運航しているため、旅客が特定種の航空機材で旅行できることや、希望の機内エンターテインメント・システムを利用できることを保証できません。

12.2 安全衛生上の理由、保安上の理由、天候上の理由、運航上の理由(空港閉鎖や、空港混雑による燃料不足など)、機械的な理由、または他の理由がある場合には、運送予約に明示されている目的地以外の場所での着陸が必要となったり、合理的に考えると当該着陸が必要であるという判断に弊社が至ったりすることがあります。このような事態に陥った場合、弊社は、旅客を所定の目的地まで運送できるようあらゆる相当の努力を尽くしますが、オーストラリア消費者保護法を含む適用法に従い、当該運送にかかる時間や使用する運送手段については、旅客に対しいかなる義務も負いません。

12.3 非常に重要な事項のためご留意いただきたいのですが、空の旅は、本質的には不確定要素のある行動のため、ご利用便の運航予定時刻は概算に過ぎません。運送予約の際には、弊社か正規代理店がご利用便の運航予定時刻を旅客にお知らせします。弊社は、どの便の運航時刻または運航予定についても保証せず、そのような保証は、旅客と弊社の航空運送契約に含まれません。上記の予定時刻は、旅客の確定旅程表や航空券にも記載されています。弊社は、実務的な理由で旅客の利用便の時刻を変更する場合、旅客から提示されている連絡先情報を使ってその旨を旅客かその正規代理店に連絡できるよう相当の努力を尽くしますが、この連絡を保証することはできないため、ご利用便の時刻に変更がないかどうかについては、度搭乗の前に旅客ご自身で必ずご確認ください。

12.4 弊社は、旅客やその手荷物が予定時刻とおりに発着するよう可能な限り努めますが、旅客やその手荷物が予定時刻とおりに発着することを保証はしません。

12.5 空の旅は、本質的には不確定要素のある行動のため、弊社は、争議行為、着陸に伴う制約、空港での荷役に伴う制約、運航に適さない天候、技術的な問題、運航上の理由、弊社が相当の対策を講じても制御できない事象を含む(もののこれらのみには限定されない)理由により、便運航またはその他サービスの取消し、延期または予定変更を余儀なくされる場合があります。運航便の予定時刻は、保証された時刻ではありません。弊社は、上記の便運航またはその他サービスの延期または予定変更により旅客が被り得る損失等について、オーストラリア消費者保護法、他の適用法もしくは適用条約または弊社の適用ポリシーの定めに従い法的責任を負うべき場合でなければ、いかなる法的責任も負いません。

12.6 搭乗拒否
オーバーブッキングにより、弊社が、いずれかの運航便において、事前に確定済みの座席やスペースを旅客に提供できない場合、旅客は、弊社の適用ポリシーおよび/またはオーストラリア消費者保護法に従い保証を求める権利を取得します。

13. 乗り継ぎ便

13.1 弊社は、指定接続便(以下、「乗り継ぎ便」といいます。)との接続を前提とする旅程として販売する、2つ以上の便による運航区間を含む旅程を提案できます。条項11.1に従い、乗り継ぎ便に接続できない場合、弊社は、旅客が、乗り継ぎ便で到着する予定であった目的地に向かう、次の空きのある便に搭乗できるよう相当の対策を講じますが、オーストラリア消費者保護法に基づき、2つ以上の単一便による運航区間から成る旅程(乗り継ぎ便の利用を前提として販売されたものではない旅程)におけるある区間と次の区間の乗り継ぎについては(たとえ旅客が、物理的には乗り継ぎが可能な形で各単一便による運航区間を予約済みであったとしても)保証しません。

13.2 本約款の定めや、オーストラリア消費者保護法およびその他適用法に基づく旅客の権利に従い、弊社は、運送予約済みの単一便による運航区間に乗り継げなかった結果として旅客が被る恐れのある損失等に対する法的責任を免れます。

13.3 弊社は、乗り継ぎ便以外の、弊社が提案できる便から他の航空運送事業者が運航する便またはその他運送手段への乗り継ぎを提案、提供または保証せず、本約款の定めや、オーストラリア消費者保護法およびその他適用法に基づく旅客の権利に従い、何らかの便から他の航空運送事業者が運航する便またはその他運送手段に乗り継げなかった結果として旅客が被る恐れのある損失等に対する法的責任を免れます。

14. 航空運送の拒否

14.1 弊社はコモン・キャリアではなく、合理的判断に基づき行動するため、弊社が運送予約を受諾または処理した旅客または手荷物かどうかにかかわらず、当該旅客または手荷物の航空運送を拒否できます。

14.2 以下に該当する場合、旅客は、航空機材または他の運送手段への立入りを拒否される、当該機材または手段からの退去を求められる、物理的に拘束または排除される可能性があります。

(a)旅客が、本約款に違反した場合、他の旅客もしくは弊社従業員に異論を唱えた場合、何らかの理由で混乱を招いた場合、他の旅客もしくは弊社従業員に不快な思いをさせた場合、他の旅客、弊社従業員もしくは弊社の財産の安全性もしくは保安を脅かした場合。

(b)弊社にとって、旅客は、アルコールまたは薬物の影響下にあるか、肉体的または精神的に旅行に適さない状態にあるように見える場合。

(c)旅客が、特別なお手伝いを必要としているにもかかわらず、あらかじめ弊社に対しお手伝いを依頼しなかったか、必要なお手伝いに関して不正確または不完全な情報を弊社に提供した場合(弊社は、適用法が認めている場合に限り、この条件を、航空運送の拒否等を行う条件として提示します)。

(d)旅客が、発着国または上空通過国の適用法、規制または命令に従うことを目的として医療支援または他の特別なお手伝いを求めている場合。この場合弊社は、結果として旅客が被った損失等について、いかなる法的責任も負いません。

(e)旅客が、旅行に必要な、出発国もしくは目的国が発行した、COVID-19ワクチン接種証明書やCOVID-19検査結果を含む有効な書類を所持していないか、所持していないように見える場合、または旅行中にそれらの書類を破棄した場合。

(f)旅客が、弊社(弊社の係員や客室乗務員を含みます)から受けた合理的根拠に基づく指示に従わない場合。

(g)旅客が適用運賃を支払っていない場合、旅客が諸税や課徴金を納付していない場合、旅客の航空券の紛失もしくは盗難(該当する場合)が報告されている場合、旅客が、その航空券を、本約款に反する方法で取り扱っている(譲渡したなど)場合、または旅客の航空券を第三者が不法に取得した場合。

(h)旅客が、不法に薬物を所持しているか、違法薬物を所持している場合、またはその疑いがある場合。

(i)旅客が、航空機材または地上機材に対し何らかの方法で手を加えたり、航空機材の安全が毀損されるような脅威を何らかの方法でもたらしたりした場合。

(j)旅客が、航空機材、他の旅客または弊社従業員の安全または保安が毀損されるような脅威をもたらし得ると弊社が合理的根拠に基づき判断した場合。

(k)旅客が、過去に搭乗した便(Virgin Australiaと他の航空運送事業者のいずれが運行する便であったかは問いません)において条項14.2に掲げる行為のいずれかに及び、この旅客は同じことを繰り返すと信じるに足る根拠を弊社が持っている場合。

14.3 旅客の行為が原因でその航空運送が拒否される場合 – 国際長距離便のみ

条項14.2に掲げるいずれか1つ以上の理由を根拠に旅客の航空運送を拒む場合、弊社は、その旨を書面にて旅客に通知します。この通知は、拒否の対象は旅客が発券済みの予約便による航空運送に限られる旨が明示されているものであるか、弊社が旅客の航空運送を行わない期間が明示されているものである場合があります。旅客がこの通知の有効期間中に弊社のサービスを利用して旅行したり、旅行を試みたりすることはできません。弊社は、この通知の有効期間中に旅客が行った、Virgin Australiaのサービスを利用した旅行に係る運送予約を取り消す権利と、適用法に基づき認められる範囲内で旅客への払戻しを拒む権利を留保しています。

14.4 オーバーブッキングを理由とする航空運送の拒否 – 米国発着の国際長距離便のみ

(a)弊社は、発券済み予約便に搭乗しないお客様の存在を見込んで、該当便の定員を超える予約を承ることがあります。旅客は、オーバーブッキングを理由に予約便による航空運送を拒否された場合、有効な航空券を所持しており、本約款の、運送予約、発券およびチェックイン手続きに関する定めに従っている場合、補償請求権を取得します。

(b)該当する場合に支払われるこの補償金は、

i. 旅客の目的地到着予定時刻と実際の到着時刻の差に応じて金額が変動します。

ii. オーストラリア消費者保護法を含む適用法や弊社の適用ポリシーに従って支払われます。

14.5 オーバーブッキングを理由とする航空運送の拒否 – 国内便および国際短距離便

旅客は、オーバーブッキングを理由に予約便による航空運送を拒否された場合、弊社のお客様への補償に関するポリシーや、オーストラリア消費者保護法を含む適用法に従い補償を請求できる権利を取得します。

14.6 第三者への開示

弊社は、条項14.2に掲げる1つまたは複数の理由を根拠に旅客の航空運送を拒んだ場合、保安または安全上の理由で開示が必要だとみなした場合には当該旅客の個人情報を第三者(他の航空運送事業者を含みます)と共有することができます。

15. ご利用便内での行為

15.1 Virgin Australia便で旅行する旅客は、

(a)客室乗務員を含む弊社従業員の判断を尊重し、旅行に必要な書類を客室乗務員に提示してくださいという指示を含むあらゆる指示に速やかに従わねばなりません。

(b)出発前の概要説明に耳を傾け、手渡された安全のしおりを読み、最寄りの非常口を確認し、安全装置の場所や取扱いを把握する必要があります。

(c)着席中は、就寝中を含め常にシートベルトを着用しておかねばなりません。乳幼児やお子様向け拘束装置について、その用法を確かめ、その使用は客室乗務員から指示された場合に限る必要もあります。

(d)「シートベルト着用サイン」の点灯中は常にシートベルトを着用し、席から離れず、客室乗務員から求められた場合には座席に戻ってシートベルトを着用しなければなりません。

(e)機内持ち込み手荷物を、客室乗務員の指示に従って格納しなければなりません。

(f)個人用の音楽プレーヤー、ノートパソコン、携帯電話、カメラやゲーム機器に代表される電子機器の使用を、客室乗務員から安全に使用できる旨のアナウンスがあった場合のみに留めなければなりません。機内では、ラジオやリモコン玩具に代表される電波を発する機器はお使いいただけません。これらの指示に従っていただけない場合、客室乗務員は、着陸まで旅客から該当電子機器をお預かりし、着陸後にお返しします。

(g)他の旅客に迷惑や危害が及んだりしない方法で振る舞わねばなりません。

(h)適度な飲酒を心掛け、飲むのは、ご自身で機内に持ち込んだものではなく、弊社が機内で提供するアルコール飲料のみに留めなければなりません。

(i)カメラや写真撮影可能機器(携帯電話を含みます)の使用を私的な用途に留めなければなりません。旅客は、機内でカメラや写真撮影可能機器を使用する場合、客室乗務員からの指示に従わねばなりません。

15.2 Virgin Australiaのサービスを利用して旅行する旅客による次の行為は禁じられています。

(a)喫煙。

(b)分別ある人であれば攻撃的だと判断するような方法や、他人の不快な思い、苦痛、立腹または負傷につながり得る方法で振る舞うこと。

(c)客室乗務員の指示に従わないこと。

(d)弊社の航空機材内で違法薬物を使用したり、医学的に服用の必要がない処方薬を服用したりすること。

(e)搭乗中の航空機材、弊社の客室乗務員、他の旅客の安全が脅かされ得る行動に及ぶこと。

(f)搭乗中の航空機材のいずれかの部分またはいずれかの機内装備品に手を加える、干渉するまたは損傷をもたらすこと。

15.3 弊社は、運航便、弊社従業員および機内のお客様の安全を確保するのに必要であると合理的根拠に基づき判断したあらゆる措置を講じる権利を留保しています。旅客が条項15に規定の義務を果たしていない(特に、旅客が条項15.2に掲げる行為のいずれかに及んでいる)と弊社の乗務員が判断した場合、弊社は、次の1つまたはそれ以上を含む措置を講じます。

(a)該当旅客を、別の座席か航空機材内の別の場所に移動させる。

(b)該当旅客を拘束する。

(c)合理的な強制力を伴う措置を含めた、該当便やそのお客様および弊社乗務員の安全を確保するのに必要であると合理的根拠に基づき判断したその他の措置。

(d)該当便から該当旅客を強制排除する。

(e)該当便の行き先を変更し、該当便から該当旅客を降機させる。

(f)該当旅客について管轄当局に通報する。

(g)該当旅客の運送予約に含まれる旅程の残区間に係る航空運送を拒む。

(h)適切だと思われる期間にわたり、該当旅客によるVirgin Australiaのサービスを利用した旅行を禁止する。

16. ご搭乗の後に

16.1 手荷物の受取り。目的空港に到着したら、必ず、弊社係員がご案内する場所にて受託手荷物をお受け取りください。

16.2 手荷物の紛失。手荷物が見つからない場合は、弊社空港係員にその旨を伝え、確定旅程表、航空券、および/またはチェックイン手続きの際に発行された手荷物引換証をご提示ください。

16.3 他人の手荷物。他人の手荷物を受け取ってしまった場合は、その事実に気付いた時点からできるだけ早いタイミングで、受取り空港に荷物をお戻しください。

16.4 旅客が手荷物を受け取らなかった場合。旅客が、搭乗便の目的地到着日から30日以内にその手荷物を回収しなかった場合、弊社は、旅客への通知や補償を行うことなくその荷物を破棄します。

16.5 手荷物の置き忘れ。弊社は、機内または空港での受託手荷物または機内持ち込み手荷物の置き忘れにより旅客が被り得る損失について、いかなる法的責任も負いません。

17. 複数の航空運送事業者による連続的な運送

旅客の航空券が、Virgin Australiaと他の航空運送事業者が連携して運航する便に係るものである場合、その航空運送は、本約款や適用法に基づく単一の航空運送としてみなされます。

18. 到着時の手続きや管轄当局等が設けている要件

18.1 ビザや入国に必要な書類。旅客には、確定目的地や途中降機(ストップオーバー)地にて、旅行に必要なあらゆる書類を入手および提示する責任があります。旅客がこれらの書類を入手できなかったか紛失した場合でも、弊社は、それに関していかなる責任または法的責任も負いません。

18.2 入国に関する規則や要件。旅客は、確定目的地や途中降機(ストップオーバー)地への入国に関するあらゆる要件、規則および規制に従う必要もあります。この要件には、入国審査、通関手続きおよび保安検査に関する要件も含まれています。旅客がこれらの要件、規則および規制に従わなかった場合でも、弊社は、それに関していかなる責任または法的責任も負いません。

18.3 旅客が入国を拒否されたか強制送還される場合。旅客が、旅行中の任意の国で入国を拒否されたか、強制送還の対象となった場合、その理由の如何にかかわらず、

(a)弊社は、任意の政府当局からの求めに応じて、旅客の入国を拒んだか強制送還を命じた国から指定の場所まで旅客を運送します。

(b)旅客は、該当する入国拒否または強制送還に伴い生じるあらゆる費用を、罰金、拘留費用および強制送還費用を含めて負担しなければなりません。

(c)弊社は、(オーストラリア消費者保護法に基づき必要な場合でなければ)旅客の入国を拒んだ国までの航空運送に係る航空券の払戻しに応じず、該当旅客の運送予約または航空券に含まれる用片の未使用区間に係る代金を、該当する入国拒否または強制送還に伴い弊社が負担した強制送還費用または罰金と相殺できます。

(d)旅客は、該当する入国拒否または強制送還に伴い弊社が負担した妥当な罰金、違約金、損失等、経費または損害に係る金銭を弊社に払い戻さなければなりません。

19. 法的責任の制限

19.1 総則

(a)弊社は、この航空運送約款の定めに従い旅客に対する法的責任を果たします。旅客には、オーストラリア消費者保護法、適用条約またはその他適用法に基づき行使できる、弊社が制限または排除できない権利があります。この航空運送約款の定めは、いずれも、弊社が制限を加えるか免れることのできない旅客に対する法的責任に制限を加えるか、当該責任を免除するものではありません。

19.2 免責

(b)弊社は、適用法、適用条約および本約款の条項19.3、19.4および19.5に基づき旅客に対する法的責任に制限を加えることができる範囲内で、次のものに対するまたは関する法的責任を免れます。

(i)日常使用の過程で生じ得る摩耗や破損のみに起因する損失等を含む(ものの、これのみには限定されない)手荷物の損失等。
(ii)旅客の年齢、身体状態または精神状態を踏まえると航空運送は当該旅客に危険をもたらす行為であると考えられる状況で、当該航空運送により生じるか悪化した、旅客の疾患、障害、負傷または死亡を含む(ものの、これのみには限定されない)任意の人の罹患、負傷または死亡。

(iii)旅客の過失、本約款に関する行為、または該当国の適用法、規制、命令もしくは要件に反する行為により生じた損失等。

(iv)弊社が該当国の適用法、規制、命令または要件に従ったことで生じた損失等。

(v)旅客の手荷物に含まれている何かが原因で生じた死亡、負傷、遅延または損失等(旅客は、自らの手荷物が原因で他人の死亡、負傷、移動遅延または損失等や、弊社の所有物を含む他の物の消失、損傷、運送遅延または損失等が生じた場合、それに伴い弊社が被った損害を賠償することに同意しなければなりません)。

(vi)運送予約に記載されているか盛り込まれている航空運送サービスもしくは他のサービスの変更、または航空運送サービス、その他サービスもしくは価格に関する情報の不正確さもしくは誤りを含むもののこれらのみには限定されない、旅客に対する航空運送サービスや他のサービスの提供に何らかの形で起因するか関連する(過失またはその他のいずれに起因するものかは問わない)損失等。

弊社は、適用条約や適用法の、法的責任の制限や抗弁に関するあらゆる定めに従います。弊社は、負担請求権や損害賠償請求権を含む、他人に対するあらゆる権利を留保しています。

19.3 弊社が旅客に対し果たすべき法的責任

(a)各法令が他の取扱いを求めている場合か、本約款、適用条約または他の適用法に基づき旅客の損害賠償請求権が早期に失効するか消滅している場合でない限り、旅客が弊社に対し損害賠償を請求できる権利は、旅客が、目的地到着日、搭乗航空機材の到着予定日または該当航空運送の停止日から2年以内に損害賠償請求のための法的措置を提起しなかった場合、失効します。疑義を排除するため、本条項の定めは、いずれも、旅客が行使し得る保証請求権、救済請求権または他の権利のうち、排除、制限または修正できないものを排除、制限または修正するものではない点をここに明記します。

(b)適用法が認めている範囲内で、またオーストラリア消費者保護法に基づく旅客の権利が尊重される形で、本約款に反する行為または関連する義務の不履行に関して弊社が負うべき法的責任は、該当サービスを再提供するか、再提供にかかる費用相当額を支払う責任に制限されます。旅客には、弊社の適用ポリシーかオーストラリア消費者保護法に基づき払戻しや補償を求める権利もあります。

19.4 弊社が旅客に対し果たすべき法的責任 - オーストラリア国内便による運送:弊社の法的責任は、Civil Aviation (Carriers’ Liability) Act 1959 (Cth)、補完的な国の法令および本約款の定めに基づき、旅客の受託手荷物の破壊、損失等または損傷については3,000豪ドル、旅客の機内持ち込み手荷物の破壊、損失等または損傷については300豪ドル、また旅客の負傷または死亡については925,000豪ドルを支払う責任に制限されます。何からの形で旅客を船舶運送する責任が弊社にある場合、法的責任は、Navigation Act 1912 (Cth) が認めている範囲内の責任に制限されます。

19.5 弊社が旅客に対し果たすべき法的責任 - 国際運送:旅客の旅程が国際運送を伴うものである場合には、Montreal ConventionまたはWarsaw Conventionが適用されることがあり、その場合に弊社が人の負傷もしくは死亡または手荷物の損失等もしくは損傷に関して果たすべき法的責任(英国または欧州連合加盟諸国でなされた運送予約に係る法的責任は除きます)は、次の定めるように制限されます。

(a)人の負傷または死亡に対する法的責任:

i. Montreal Conventionが適用される状況で、旅客の負傷または死亡は弊社の過失または不法行為に起因するものではなく第三者の過失または不法行為のみに起因するものであったと弊社が証明できる場合、弊社の法的責任は、128,821のSpecial Drawing Rightsを確保する責任に制限されます。

ii. Warsaw Conventionが適用される状況では、125,000 francsを支払う責任に制限されます。

(b)手荷物の損失等または損傷に対する法的責任:

i. Montreal Conventionが適用される状況では、該当する損傷は弊社の意図的なまたは無謀な行為に起因するものであると旅客が証明でき、弊社も当該損傷が生じ得ると分かっていた場合でない限り、弊社の法的責任は、128,821のSpecial Drawing Rightsを確保する責任に制限されます。

ii. Warsaw Conventionが適用される状況では、機内持ち込み手荷物に関しては5,000 francsを上限とする額を、また受託手荷物に関しては250 francsを上限とする額を支払う責任に制限されます。旅客の受託手荷物の重量が手荷物引換証に記録されていない場合、当該重量の合計は、適用される受託手荷物重量制限を超えない重量だと推定されます。

特定日におけるSpecial Drawing Rightの価額は、該当日の価額としてInternational Monetary Fund(IMF)の公式ウェブサイトに掲載されている定額となります。franc建ての価額は、1 euro.あたり6.55957 francsの換算レートを基準に決定されます。

19.6 英国またはEU加盟諸国でなされた運送予約。旅客が英国または欧州連合加盟諸国で行った運送予約に関して弊社が旅客に対し果たすべき法的責任には、本約款の付録Aにある定めが適用されます。

19.7 手荷物 – あらゆる運送

(a)旅客が下記のものを受託手荷物に含めることは禁じられています。受託手荷物の内容物が、弊社に明示され、弊社が、その単独の裁量により、書面にて、航空運送と、付帯する損失等または損害に対する法的責任の履行に同意したものでない限り、オーストラリア消費者保護法に基づき、旅客が行使できる、被った損失等または損害の補償請求権は、適用条約に基づく制限の対象となります。

i. 現金、クレジット・カード、証書、旅券、旅行に必要な他の書類、有価証券、業務用書類または他の有価書類。

ii. 宝石、骨董品、貴金またはこれらに類する有価物。

iii. ガラス食器、スポーツ用品、楽器に代表される精密機器、壊れやすいもの、傷付きやすいもの。

iv. 食品に代表される腐りやすいもの。

v. コンピューターやカメラに代表される、電化製品や電子機器。

vi. 通常の状況や航空運送に伴い生じる影響に耐え得るものとして十分でない梱包の物品。

(b)手荷物固有の欠点や質などに起因する損傷については、Virgin Australiaはいかなる法的責任も負いません。

(c)この条項19.7に掲げる物品の弊社による受託には、本約款の定めが適用されます。

(d)法令が認めている範囲内で、弊社が、紛失したか損傷した手荷物に関して負うべき法的責任は、該当手荷物の減価償却後の額を基礎として、旅客の実損額を払い戻す責任に制限されます。

19.8 カナダ発着旅行のお客様

旅客は、搭乗を拒否されるか、自らの手荷物が紛失状態または損傷状態となった場合、カナダの航空旅客保護規則に基づき一定水準の取扱いと補償を求める権利を取得します。この旅客の権利の詳細については、ご利用の航空運送事業者にお尋ねいただくか、カナダ運輸庁のウェブサイトをご覧ください。

Si l’embarquement vous est refusé ou si vos bagages sont perdus ou endommagés, vous pourriez avoir droit au titre du Règlement sur la protection des passagers aériens, à certains avantages au titre des normes de traitement applicables et à une indemnité. Pour de plus amples renseignements sur vos droits, veuillez communiquer avec votre transporteur aérien ou visiter le site Web de l’Office des transports du Canada.

20. 旅客による請求

20.1 負傷または死亡を根拠とする請求。

もし:

(a)旅客が負傷を根拠に何らかの請求を提起する場合、または

(b)旅客の人格代理人が、旅客の死亡を根拠に何らかの請求を提起する場合、旅客またはその人格代理人は、請求の内容を書面にて可及的速やかに弊社に対し提示しなければなりません。

20.2 手荷物に関する請求。

(a)総則。旅客が、その引渡しを受ける際に苦情なく受託手荷物を受領した事実は、旅客が反証を提示しない限り、該当手荷物が良好な状態で本約款に従い旅客に引き渡されたことの合理的な証となります。

(b)オーストラリア国内運送。旅客は、手荷物の損傷または紛失に関する請求を弊社に提起したい場合、次の定めに従い書面にて提起しなければなりません。

i. 受託手荷物の一部分のみの損傷、紛失または破壊に関する請求を提起する場合は、該当手荷物を弊社から受領した日より3日以内に提起しなければなりません。

ii. 受託手荷物全体の紛失または破壊に関する請求を提起する場合は、該当手荷物を弊社から受領すべきであった日より21日以内に提起しなければなりません。

iii. 機内持ち込み手荷物の損傷、紛失または破壊に関する請求を提起する場合は、該当手荷物の航空運送終了日より7日以内に提起しなければなりません。

(c)国際運送。旅客は、手荷物の損傷または紛失に関する請求を弊社に提起したい場合、次の定めに従い書面にて提起しなければなりません。

i. 受託手荷物(またはその一部分)の損傷、紛失または破壊に関する請求を提起する場合は、該当手荷物を弊社から受領した日より7日以内に提起しなければなりません。

ii. 機内持ち込み手荷物の損傷、紛失または破壊に関する請求を提起する場合は、該当手荷物の航空運送終了日より7日以内に提起しなければなりません。

iii. 受託手荷物の到着遅延に関する請求を提起する場合は、該当手荷物を弊社から受領できる予定であった日より21日以内に提起しなければなりません。

21. 第三者に納付すべき諸税や料金

運送予約の対象旅行の代金には、政府機関またはその他当局が航空運送に関して賦課する諸税、賦課金または料金が含まれることがあります。旅客は、当該諸税、賦課金または料金のうち未徴収のものを納付しなければならない場合があります。

22. プライバシー

旅客は、自らの個人情報が弊社のプライバシー・ポリシーに従って管理されることに同意しなければなりません。弊社のプライバシー・ポリシーは、弊社ウェブサイトに掲載されています。弊社のプライバシー・ポリシーを郵送で受け取りたい方は、弊社のお客様対応センターにご依頼ください。

弊社は、旅客の運送予約を処理したり、当該予約について旅客に伝達したりするのに必要な範囲内で旅客の個人情報を収集しなければなりません。弊社は、旅客の運送予約を完了するのに最低限必要な個人情報を収集できない場合、当該予約を処理できないため、航空運送契約を締結できません。

旅客が米国に旅行する場合、弊社は、49 U.S.C. section 114のIntelligence Reform and Terrorism Prevention Act of 2004と49 C.F.R parts 1540および1560に基づき、United States Transportation Security Administration(TSA) に対し、制裁対象一覧に基づく審査に必要な旅客のフルネーム、生年月日、性別を提供しなければなりません。弊社がこの個人情報を収集および開示できない場合、旅客は、弊社のサービスを利用して米国に旅行したり、米国内で税関・国境警備局が実施する審査を通過したりできなくなる恐れがあります。TSAは、旅客から提供された情報を、その個人情報記録システムに関する告知制度に基づき司法機関、諜報機関または他の類似機関と共有できます。TSAのプライバシー保護慣行、個人情報記録システムに関する告知制度およびプライバシーへの影響評価の詳細については、TSAのウェブサイト(www.tsa.gov)をご覧ください。

付録A - EC Regulation 2027/97 (889/2002)

この付録の内容は、英国または欧州連合加盟諸国から旅行する旅客にのみ適用されます。

この告知は、EC No. 889/2002をもって改正されたEuropean Community Regulation (EC) No. 2027/97に基づき行うべきものです。この告知の内容を、補償請求の根拠として用いたり、EC規則、MontrealまたはWarsaw Conventionの定めの解釈根拠として用いたりすることはできません。この告知の内容は、Virgin Australiaと旅客の契約の一部分となるものではありません。Special Drawing Rights(SDR)からEURへの概算換算レートは指針として示してあるものであり、通貨換算レート変動の影響を受けます。

航空運送事業者が旅客やその手荷物に関して負うべき法的責任

この情報告知には、Virgin Australiaが国際航空運送に関して負うべき法的責任に関する規則の概要が記載されています。

死亡または負傷発生時の補償

旅客の負傷または死亡に関して弊社が負うべき金銭的な法的責任には上限がありません。航空機材内での事故または旅客搭乗/荷物積載もしくは旅客降機/荷物降ろし中の事故が原因で死亡するか負傷した場合に旅客が請求できる実質的損害の賠償については、これらの発生に寄与する過失が旅客側にあった場合でない限り、弊社は、113,100 SDR(約127,200 EUR)まではその法的責任を免れたり、法的責任に制限を加えたりできません。この額を超える部分については、次の事実を証明できる場合、弊社は補償請求に対し抗弁できます。

弊社が、該当する損害の発生を防止するのに必要なあらゆる措置を講じていたか、当該措置を講じることが不可能であった事実(Warsaw Conventionが適用される場合)。

弊社に過失または落ち度はなかった事実(Montreal Conventionが適用される場合)。

旅客の到着遅延

旅客の到着に遅れが生じた場合、

Warsaw Conventionが適用される状況においては、弊社が該当する損害の発生を防止するのに必要なあらゆる措置を講じていたか、当該措置を講じることが不可能であった事実を証明できる場合を除いて、弊社は当該損害に対し法的責任を負います。

Montreal Conventionが適用される状況においては、弊社が該当する損害の発生を防止するには合理的に考えて必要であろうと思われるあらゆる措置を講じていたか、当該措置を講じることが不可能であった事実を証明できる場合を除いて、弊社は当該損害に対し法的責任を負います。Montreal Conventionに基づき弊社が果たすべき法的責任は、4,694 SDR(約5,281 EUR)を支払う責任に制限されます。

手荷物の破壊、紛失、損傷または延着

手荷物の航空運送において生じた手荷物の破壊、紛失、損傷または延着について弊社が負うべき法的責任は、適宜抗弁を行えることを条件として、次のように決まります。

Warsaw Conventionが適用される場合、弊社の法的責任は、旅客の受託手荷物については1 kgあたり17 SDR(約20 EUR)を上限とする額を、また旅客の機内持ち込み手荷物については332 SDR(約380 EUR)を上限とする額を支払う責任に制限されます。

Montreal Conventionが適用される場合、弊社の法的責任は、受託手荷物または機内持ち込み手荷物の双方について旅客1名につき合計で1,131 SDR(約1,272 EUR)を支払う責任に制限されますが、受託手荷物でない手荷物については、弊社に落ち度があった場合に限り、弊社は法的責任を負います。

手荷物に関する苦情

手荷物の損傷、延着、紛失または破壊が生じた場合、旅客は、その旨の苦情を書面にて可及的速やかに弊社に対し提起しなければなりませんが、いかなる場合でも、受託手荷物の損傷が生じた場合には、該当手荷物を旅客が手にすることができる状態になった日から7日以内に、また延着が生じた場合には当該日から21日以内に提起しなければなりません。

旅客と契約した航空運送事業者や実際にサービスを提供する航空運送事業者が負うべき法的責任

該当便によるサービスを実際に提供する航空運送事業者が、旅客と契約した航空運送事業者とは異なる場合、旅客には、どちらか一方に対して苦情を提起したり、損害賠償を求めたりすることができる権利があります。特定便の航空券に任意の航空運送事業者の名称またはコードが明示されている場合、その業者が、旅客と契約した航空運送事業者となります。

法的措置の提起期限

裁判所における損害賠償請求訴訟の提起は、搭乗航空機材の到着日または到着予定日から2年以内に行わねばなりません。

 [181]The paragraph says "two or three letter or number code issued by IATA" but codes issued by IATA are two letters. Three letter codes are issued by ICAO.

 [182]The paragraph says "... as set out in the Fare Rules and administered in accordance with paragraph 8 of these Conditions and the Policies;" but the baggage allowance is mentioned in paragraph 9. We translated as "paragraph 9".

 [183]We translated “Australian Consumer Law” because it was defined in the paragraph 1.